交響詩篇エウレカセブン | |
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ジャンル | SF、ロボット |
アニメ | |
原作 | BONES |
監督 | 京田知己 |
シリーズ構成 | 佐藤大 |
キャラクターデザイン | 吉田健一 |
メカニックデザイン | 河森正治 |
音楽 | 佐藤直紀 |
製作 | 毎日放送、ボンズ Project EUREKA |
放送局 | 毎日放送ほかTBS系列、BS11 |
放送期間 | 2005年4月17日 - 2006年4月2日 |
話数 | 全50話 |
漫画 | |
作者 | 片岡人生、近藤一馬 |
出版社 | 角川書店 |
掲載誌 | 月刊少年エース |
発表号 | 2005年3月号 - 2007年1月号 |
話数 | 全23話 |
小説 | |
著者 | 杉原智則 |
イラスト | 岸和田ロビン |
出版社 | 角川書店 |
発売日 | 2005年10月29日 |
巻数 | 全4巻 |
■テンプレート使用方法 ■ノート | |
ウィキプロジェクト | アニメ・漫画・ライトノベル・ゲーム |
ポータル | アニメ・漫画・文学・ゲーム・ラジオ |
『交響詩篇エウレカセブン』(こうきょうしへんエウレカセブン 、Psalms of Planets Eureka seveN)は、ボンズ製作の日本のSFロボットアニメ。2005年4月から2006年4月まで毎日放送をキー局にTBS系列で、日曜日の午前7時00分から7時30分の時間帯に放送された。全50話。
概要[]
バンダイとボンズが中心となって発足したメディアミックスプロジェクト「Project EUREKA」の中核を担う作品の1つで、プレイステーション2用のゲームソフト『エウレカセブン TR1:NEW WAVE』をはじめとするプロジェクトの作品群と同じ世界が物語の舞台となる。プロジェクトの作品群の中でも最も新しい時間軸の物語で、物語の世界を統括する塔州連邦軍と対立する反政府組織「ゲッコーステイト」を中心にストーリーが進行する。主人公の少年レントンがゲッコーステイトのメンバーであるヒロインの少女エウレカと出会って恋に落ち、ゲッコーステイトのメンバーとして徐々に成長していくボーイ・ミーツ・ガールの物語[1]であると同時に、プロジェクトの作品群の世界において重要な役割を担う存在「スカブ・コーラル」の正体に焦点が当てられる。
本作品を収録したDVD版では最終3話の大幅なカット差し替えがされており、同DVD発売以降に各メディアで提供される映像には当該の改訂版が用いられる。そのため本作品の再放送時の内容は一部の映像と効果音がテレビ本放送時のものと異なる[2]。
インターネット上においてもテレビ放映と並行し、ストリーミング配信サービスのShow Timeでは各話が本放送の一日後に、GyaOでは1クールが終わるごとに、また放送終了後には全50話を一括で期間限定で無料配信されていた。
北アメリカでは2006年4月15日よりカートゥーン ネットワークにて放送された。北アメリカでのタイトルはEureka seveN。海外で人気のある作品の1つ。アメリカやフランスでは、第3期エンディング曲を担当したことからHALCALIの名前が浸透し、CDデビューした[3]。
BS11では2009年2月6日より『ANIME+』内で23時30分 - 24時00分に放送、5月1日(第13話)からは2話連続(23時00分 - 24時00分)9月4日まで放送された。
あらすじ[]
スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。
その辺境の街ベルフォレストに住む14歳の少年レントンにとって、世の中は「最悪」で満ちていた。彼の亡き父アドロックは教科書にも載るほどの世界的英雄。しかし、そんな父や失踪中の姉の事で級友にはからかわれ、空想を廻らせニヤニヤすればクラスの女子に「気持ち悪い」と囁かれる。そして英雄の息子らしからぬ成績の酷さに担任は頭を抱え、一緒に暮らす頑固者の祖父アクセルは家業の機械整備屋を継げと口うるさい。
そんな彼にとって唯一とも言える楽しみは、トラパーの波に乗って滑空する空中サーフィン、リフをする事。憧れの天才リフボーダー、ホランドの得意技カットバックドロップターンが自分にも出来る筈だと信じ、懲りずに日々チャレンジすること。しかし辺境の街にイイ波がくる事も無く、練習してもなかなか上手くならない。付近で唯一のリフボード屋も街を去り、挙げ句にお気に入りのリフスポットは軍の演習場となり立ち入り禁止になる。
そんな最悪続きのある日の晩、突然見たことも無いLFOが自宅に墜落しレントンの部屋を半壊させる。巨大なリフボードで滑空する人型機動メカ、LFO。その世界最古の機体 、ニルヴァーシュ type ZERO(通称・ニルヴァーシュ)の中から現れた神秘的な少女・エウレカ。整備工場を営むアクセルとレントンは機体の整備を引き受けるが、突如ミサイルが飛来し工場は大破、エウレカは応戦するためニルヴァーシュに乗り出撃してしまう。彼女は軍に反抗するカリスマアウトロー集団、ゲッコーステイトのメンバーだったのだ。
激しい空中戦が繰り広げられる中、祖父から託された拡張パーツ、アミタ・ドライヴをニルヴァーシュに届ける為、レントンはリフボードを握りしめエウレカへの想いとともに空へと飛び出して行く。
アミタ・ドライヴをセットオンすることで真に目覚めたニルヴァーシュはセブンスウェルと呼ばれるとてつもない力を発揮し、戦闘は収束した。
こうしてレントンは、ゲッコーステイトのリーダーであるホランドとエウレカの誘いを受け、旅立ちを決意する。やがて様々な出会いや経験を得て少年は成長し、その少年のひたむきさがエウレカ、ホランド、そして世界の運命を変えてゆく。
フィロソフィー・フィクションと銘打たれた物語[4]。
登場人物[]
人物名の由来については名前の由来を参照
ゲッコーステイト[]
最新鋭巡洋艦・月光号を駆る神出鬼没の空賊。リーダーは若者達に人気のカリスマ的存在、ホランド。秀でたリフボーダーである彼やエウレカは、通常目には見えないトラパーの流れを読むことが出来る。自ら雑誌「ray=out」を出版し、リフやファッションの記事で注目を集めると同時に政府が隠蔽しようとする事実について民衆を啓蒙する。およそ3年前、元軍所属だった者たちが離反し反政府活動を開始、そこへ彼らの活動に共感した若者が集い、現在のゲッコーステイトを作り上げる。「賞金を稼ぐためのリフは絶対にしない」という、カリスマ集団らしいポリシーを持つ。しかしその内実は、困窮する財政を支えるための危ない仕事や軍との戦闘に明け暮れ、満足にリフをする機会すら無いという状況。
- レントン・サーストン
- エウレカ
- 声 - 名塚佳織
- 高性能LFOニルヴァーシュを操る、ゲッコーステイトのLFOライダー。本作のヒロイン。年齢は不明[5]。マシューの見立てによると、15、16歳のよう(住民票では16歳、オリジナルシナリオ・51話『ニューオーダー』では14歳となっていた)。
- 青竹色の短髪に金色の髪留めと首輪が特徴的。スカイブルーのジャンパーミニスカートは軍所属時代の制服と色違い。塔州連邦軍の特殊部隊S・O・F所属中に宗教都市シウダデス・デル・シエロで大量の市民を殺戮した過去を持ち、そのとき出会った3人の孤児の母親代わりをしている。
- どこか世間一般の人間からズレた所があり、通常では不可視のトラパーの流れが読めるほか、愛機ニルヴァーシュをはじめ機械の言葉が分かるという。それゆえリフボード、LFOの操縦技術共に高い。その言動や表情は感情に乏しく抑制的。
- レントンと出会い、精神的にも肉体的にも変わってゆく自分自身に戸惑い、洞窟の奥へとアミタ・ドライヴを捨てに行こうとするも、スカブに飲み込まれてしまう。かろうじてレントンに助けられるも、体にスカブが張り付き変わり果てた姿に。しかしティプトリーから貰っていた聖水により、スカブを剥がし落とすことに成功し意識を取り戻す。その際にレントンから告白されるも、気持ちを押し付けるような告白だったこともあり拒絶してしまう。しかし、その後はレントンのことで思い悩むようになり、ギジェットとの会話で「恋」と言う言葉の意味を知り、そのことについて考えるようになっていく。病室を出てからは、レントンがゲッコーステイトを去ったのを知ると深く落ち込んでしまうが、それによりレントンへの強い想いを自覚。再会後はレントンと親密な関係になっていく。スカブに取り込まれてからは髪型はベリーショートになり身体に傷のようなもの(スカブとの融合痕)が出来ていたが、サクヤに会った後に髪は元の長さまで戻った。またグレートウォール後のサバイバルでは身体に特殊な変化が起きるなど、登場人物の容姿が変わることがストーリーに特に大きな影響を与える今作において、外見が最も多様に変化した人物である。住民票発効日と同日に婚姻届を提出しており、現在の名前はエウレカ・サーストンである。
- ホランド・ノヴァク
- 声 - 藤原啓治、浅野まゆみ(少年時代)
- ゲッコーステイトのリーダー。29歳。
- アマチュアリフ世界大会の歴代最年少チャンピオンで、軍の特殊部隊S・O・Fの元エース(元塔州連邦軍S・O・F第1機動部隊部隊長)。自己顕示欲旺盛な彼の戦闘スタイルは一見派手で大味だが、その能力は白兵戦、LFO戦、戦術指揮のいずれにおいても卓越しており、極めて冷徹かつ的確。いつも強気で弱音を口にしない反面、大人気ないところがあり内に鬱積したものが暴力となってレントンに降りかかる事も。
- エウレカを傷つけるものには容赦がなく、レントンの短絡的な言動にカッとなることも多かった(エウレカの発言を勘違いして部屋まで怒鳴り込んだこともある)。かつてエウレカと共にゾーンと呼ばれる幻覚的空間に入ったことがあるらしい。
- 現在の恋人はタルホだが、初恋の相手はレントンの姉ダイアンで、作中ではレントンと一緒に風呂に入り、その思い出話を聞かせたこともある。
- 最初はタルホを始めメンバー(特に女性陣から)「第二次性徴期真っ最中の子供」と言われることもしばしばだったが、タルホが妊娠していることを知り、それを契機に精神的に成長。心が通じ合っていくレントンとエウレカのことをだんだんと認めるようになり、終盤ではすっかり見守る父親の顔になった。左腕に王の継承者を示す入れ墨があるが、チャールズは彼を銃撃する際、「王の金枝を受け継ぐ者がホランドでなくて残念だ」と語っていた[6]。
- タルホ・ユーキ
- 声 - 根谷美智子[7]
- 月光号の操舵士。26歳。
- ホランドの恋人でゲッコーステイト設立当初からのメンバー。元軍情報部所属で、当時の交際相手は職場の上司であったデューイ・ノヴァク。雑誌「ray=out」のグラビアモデルでもあり、ホルターネックのヘソ出しキャミソールにローライズのマイクロミニスカートという露出の著しい服装からはその自信の程が伺える。
- 美人だがその性格は決して上品とは言えず、エウレカに過保護なホランドの態度や姿無き恋敵ダイアンの事に対して激しい不快感を隠さない。その反面、レントンに八つ当たりするホランドに喝をいれたりするなど、姉御肌な一面もある。
- ホランドの子を妊娠したことや心情の変化から心機一転、それまでのギャルファッションを捨て去り、髪を切った。またとある作戦を機にそれからは操舵をムーンドギーに任せ、戦場に出ることの増えたホランドに代わって艦長を兼任している。服装を変えてから言動も変化しており、レントンをからかって遊ぶような子供じみたことはしなくなっている。特に、以前は時として嫉妬を露わにしていたエウレカに対しては、アドバイスや叱咤に始まり果ては枕投げまで、母親のように接している。
- モーリス、メーテル、リンク
- 声 - 根谷美智子、木川絵理子、水沢史絵
- 月光号に同乗している3人の孤児。口数は少ない人見知りだが、洞察力が良く鋭い意見を言うアジア系の少年がモーリス(5歳)。面倒見が良くおしゃまでけたたましい白人の女の子がメーテル(4歳)、泣き虫だが我慢強く、その歳にして「忍耐」の意味を知っている黒人の幼子がリンク(3歳)。
- 人種も個性も異なる3人だが、兄弟のようにいつも寄り添い行動する。エウレカの事をママと呼び、彼女に気がある新参者レントンを敵視し、過激な悪戯でいたぶるが徐々に打ち解けていく。モーリスの初恋の相手はエウレカで、自分の親を殺したエウレカには複雑な愛憎があった。エウレカがレントンと共に漂着した絶海の入り江ではサバイバル生活を送る羽目にもなったが、全員で力を合わせて乗り切り家族としての絆を深めた。3人の名前を年長順に並べると、ノーベル文学賞受賞者であり「青い鳥」の著者モーリス・メーテルリンクになる[8]。最終話においてはサーストン夫妻[9]の子供として住民票に記載されており、全員の苗字もサーストンになっている。またアクセルのことを「おじいちゃん」と呼んでいる(正確には父方のひいじいちゃん)である。
- ストナー
- 声 - 松本保典
- ゲッコーステイトに同行しているフリーカメラマン。30歳。
- 月光号機上ジャーナリストとして乗員の姿を撮影すると同時に、雑誌「ray=out」の編集に携わる。リフの心得はないが、劇中のモノローグでは文化人類学的視点からリフと1万年前に母星地球で人類が嗜んだとされるサーフィンについて相関的に語る。仕事と余暇の間でテンションにメリハリがあり、自己のモラルに反する場面ではレンズを向けない。自由時間中はもっぱらマシューといることが多く、遊び心を欠かさない。一歩引いた目線で物事の真核や根本の部分を捉え、執筆活動を行なう生粋の報道写真家である。戦災孤児であったため、親の顔を見た事がないという。
- マシュー
- 声 - 中村彰男
- 月光号のLFOライダー、前衛担当。25歳。
- 黄色のランニングシャツが似合う、陽気で気さくなゲッコーステイトのムードメーカー。序盤苦悩するレントンに幾度も話しかけ、面倒見の良い事を伺わせる。ヒルダと付き合っているが、歯の浮く冗談を言っては彼女にたしなめられている。多数の12インチ盤レコードを所有しており、艦内の食堂スペースで時節DJの腕を披露している。その耳は確かで、他の人が気付かない微細なノイズも聞き逃さず、そのおかげでクルーが助けられたこともしばしば。
- ハップ
- 声 - 山口太郎
- ゲッコーステイトの副リーダー。29歳。
- ホランドとは3歳からの付き合いがある幼馴染であり相談相手。経済観念の破綻しているチーム内の金庫番でもある。やや小太りながらガッチリした体型で、服装はいつも短パンにTシャツ。ただしトイレでは全裸になる癖がある。常に笑顔を絶やさず、ハメを外すのが好きだが、メンバーが行き過ぎた行動に出るとそれを止める役割も担う「子供みたいな所のあるオトナ」である。普段は優しく平和主義な面を見せるが、戦闘に入ると人が変わったように冷静な判断を行う。軍を抜け、反抗しようとホランドに提案したのは彼である。
- ムーンドギー
- 声 - 宮野真守
- ゲッコーステイトのメンバー。16歳。
- 本名ジェームズ・ダレン・エマーソン。金髪で長身の美少年だが感情が高ぶると妙に言葉が訛る。
- 月光号内でこれといった役割が無く「ゲッコーステイトのお笑い役」の地位を巡ってレントンに対抗意識を燃やす一方、レントンからは「ドギー兄さん」と呼ばれ慕われている。しかし、如何せん場の空気が読めないのかタイミングや間が非常に悪く、周囲の人間を興冷めさせてしまうことも。
- リフ以外にサッカーも得意で、パンサーシュートやゴールデンファルコンシュートなどの技を持つ[10]。
- ギジェットとの恋愛は着実に進行中。空船の船舶免許を持っている事をほとんど誰からも忘れ去られていたが、首都奇襲戦を機に月光号の操舵担当となり、以降その天性の才能を発揮。ケンゴーとの掛け合いを聞いたメンバーから「いいコンビだ」とも言われていた。なお船舶免許の期限欄には「2005年06月08日まで有効」とあり、この世界での年数表記が西暦と一致していること、および「放送日の時点では既に期限切れ」になっていることが伺えるが、ブランクがあるとは思えない操艦技術を示しゲッコーステイトの勝利に一役買う活躍を示した。また操艦技術には相当の自信があるようで、スーパーイズモ艦操舵手=現役の軍専門操舵手に向かって「付いてこれるかドンガメ」と軽く挑発するシーンも見られる。
- ギジェット
- 声 - 水沢史絵
- 月光号の通信士。15歳。緊急時には索敵も担当する。
- エウレカと並ぶ月光号のアイドルで、南国風美少女である。純朴な性格が好みのようで、ムーンドギーと付き合っている。タルホとヒルダのような女同士の良き友達関係にあこがれ、エウレカと女の友情を築こうとする。後にエウレカから名指しで特別に呼ばれていたことから、その願いはかなったようである。エウレカに初めて「恋」という感情があることを教えた。
- ヒルダ
- 声 - 浅野まゆみ
- 月光号のLFOライダー、射撃が得意な後衛担当。25歳。
- 元公務員。タルホとは古くから仲が良いらしい。真面目で明るく、メンバーの体調を気遣うなど面倒見の良いゲッコーステイトの「お母さん」的な存在。マシューのパートナーであり、ツッコミ役でもある。
- ケンゴー
- ジョブス
- 声 - 志村知幸
- 月光号の主任機関士でハードウェア担当のメカニック。33歳。
- 端正な顔立ち、レトロなサングラス、トラディショナルなスラックス&ベストに黒革のグローブ、そしてスキンヘッドという極めて個性的でハイセンスなルックス。性格はクールでリアリスト。夢想家なウォズとは、性格が正反対でケンカをすることも多いが、仲の良い相棒。前衛的な論文を書くことで知られるアーキタイプ研究者のグレッグ博士を崇拝している。
- ウォズ
- 声 - 長島雄一
- 月光号のレーダー士でソフトウェア担当のエンジニア。33歳。
- ラフでルーズなヒッピー風ファッションに首からはコンパク・ドライヴをぶら下げ、独特の四角いヘッドフォンを装着している。性格は夢想家で、正反対だがクールでリアリストのジョブスと仲が良い。作品の公式解説によると、かつてジョブスと共にやって来た押しかけクルー。
- ミーシャ
- 声 - 沢海陽子
- 月光号の専属医師。40歳。
- 軍に所属していた当時からアーキタイプやエウレカについて研究しており、それを続けられる事を条件に月光号に乗り移った。研究者だがエウレカを変に扱うことはせず、とても優しく接している。メンバーの中では研究者らしい一歩引いた視点を有するが、確固たる思いを貫き自らの意見を述べる時もある。アーキタイプ研究の第一人者グレッグ博士の妻だったが、研究に対する見解の相違が原因で別れた。
- ゴンジイ
- 声 - 石森達幸
- 月光号に乗り込んでいる謎の老人。年齢は不明。占い師らしく、その占いは良く当たるのでメンバーには好評。神出鬼没でいつも艦内の何処かしらでお茶を淹れては飲んでいる。リンク曰く、ゴンジイの淹れたお茶は「どぶ色ですっごく苦い」。
- 最終話では人間を監視するため月光号に乗船していたコーラリアンであったことが明かされる
塔州連邦軍[]
惑星全土を統治するプレッジオ塔州連邦の中央政府軍。連邦政府の最高機関である賢人会議は、顕在化する惑星自体の危機に対処するため、幽閉中だったデューイ・ノヴァク中佐を大佐に昇進させると同時に軍務に復帰させた。軍の指揮官となったデューイは人類の運命をも巻き込みつつ、セカンド・サマー・オブ・ラブという最終目的を目指して邁進する。
- ドミニク・ソレル
- 声 - 山崎樹範
- 塔州連邦軍統幕本部情報7課所属。少尉、のちに特務大尉[11]。20歳。
- 整った顔立ちの二枚目。デューイの腹心で、アネモネの世話を担当する。わがままでお転婆な彼女に殴られ、蹴られ、噛みつかれ、罵倒されつつ、いつも彼女の身を案じている。重度の方向音痴で地図と方角の相関概念がない、死体を見ると吐き気を催してしまうなど、軍人として深刻とも思える欠陥を持つが、頭脳明晰でその戦術眼は確かである。ノヴァク財団研究施設[12]で、自らアネモネに投与していた薬物の脅威を目の当たりにし、デューイに反旗を翻す決意を固める。実は幼くして家族を失った戦災孤児。また、劇中ではしばしば、サーストン家歴代の特徴であるピーキーチューンに苦渋する。
- ユルゲンス
- 声 - 小村哲生
- 塔州連邦軍イズモ隊旗艦イズモの艦長、のちにユルゲンス隊旗艦スーパーイズモ艦長。
- 物語冒頭から特命でニルヴァーシュを追っており、幾度もゲッコーステイトと相見える事となる。参謀として同行していたドミニクの助言を聞き入れずLFO戦では苦い失策も演じるが、対艦戦では月光号に手傷を負わせ、その手腕を示した。昔気質の軍人で情に厚い。内戦の地ワルサワで妻子を失っている。副長マリアの口振りによると、彼はトレゾア技術研究所にも何か因縁があるらしいが、詳細は不明。終盤ではゲッコーステイトに協力する。
- マリア・シュナイダー
- 声 - 木川絵理子
- イズモ隊旗艦イズモ副長、のちにユルゲンス隊旗艦スーパーイズモ副長。
- 冷静で忠実な女性副官として、最後までユルゲンスの下で戦い抜いた。ドミニク、ユルゲンスと共にワルサワへ赴いた際、ノヴァク財団が行っている秘密の人体実験を目の当たりにした。
- デューイ・ノヴァク
- 声 - 辻谷耕史
- ホランドの兄。塔州連邦軍最高司令官[13]、統幕本部アゲハ隊指揮官。中佐、のちに大佐[11]。36歳。
- 数年前、謎の計画「アゲハ構想」を推進させていたが、部下であった実弟ホランドの造反に伴ったエウレカ誘拐で計画は中断、軍籍剥奪処分及び幽閉される。しかし「アゲハ構想」の理論がセブンスウェル発生により証明され軍務に復帰した彼は、事態に対処すべく特別編成部隊アゲハ隊の指揮を執る。CFSの応用システムによって自身の命を人質にとりつつ、トラパーの影響が及ばない大気圏外の巨大衛星兵器オラトリオNo.8を起動させ、無謀とも思える作戦を敢行した。かつて権力者の父を殺した過去があり、軟禁生活中は『金枝篇』という書物を読んでいた。
- アネモネ
- 声 - 小清水亜美
- 塔州連邦軍最強のKLF、ニルヴァーシュ type the ENDのライダー。年齢は不明。
- ピンク色の長い髪と表情豊かな切れ長の目が印象的な少女。デューイが推し進める「アゲハ構想」の基幹を担う人物で、金色の首輪はエウレカとお揃いのデザイン。そのほか様々な場面でエウレカと対比される存在である。デューイを慕っている[14]が、その陰で複雑な感情ものぞかせる。出撃には毎次ベルセルク効果目的の薬物が投与され、それによるKLF戦闘技術はホランド駆るtypeR909を容易く圧倒するほどに高い。サウスアイレス上空に突如出現した巨大な球状雲、コーラリアンに接触した彼女は、そのゾーンの中で出会ったレントンに自分の名前を呼ぶよう求めたが、それが彼女自身の意思なのか、他の影響なのかは不明。しばしば頭痛に悩まされる彼女には、常人の致死量の鎮静薬が欠かせない。ガリバーという奇妙な動物を飼っている。自分の世話係であるドミニクへの想いに自覚がなかったが、彼の連邦軍造反を知り、取り乱す。
- ガリバー
- 声 - 杉山大
- アネモネのペット。モラー目モラー科に属する。顔と手足の先端は黒く、全身を白色の体毛に覆われている。糞を連続的に飛ばす。嫌悪感を示す相手に対して体重が重くなる。ワルサワ行きの辞令を受けたドミニクのもとへ何故か届けられ、彼のベッドから動こうとはしない等、アネモネの胸中を察するかのような行動を見せる。
- チャールズ・ビームス
- 声 - 小杉十郎太
- 塔州連邦軍遊撃部隊所属フリーランサー。元塔州連邦軍S・O・F第2機動部隊部隊長。
- 妻のレイと共に空船・白鳥号内で生活している。何事にも情熱的な、かなり「濃い」人物。フェイバリットトラックは『GET IT BY YOUR HANDS』[15]。
- type ZEROとエウレカの奪取をデューイから依頼され、傭兵として行動する一方、偶然にも月光号を家出中のレントンと知り合い白鳥号へ迎え入れる。しばらくレントンとは家族のような幸福なひとときを過ごしていたが、彼がゲッコーステイトのメンバーであることを知り、自らも素性や当面の作戦について明かすことで、息子同然に可愛がった家出少年自身の決断を促す。任務を果たすべくレイと共に月光号に潜入するが、ホランドとの激しい銃撃戦の末、帰らぬ人となる。
- レイ・ビームス
- 声 - 久川綾
- チャールズの妻。塔州連邦軍遊撃部隊所属フリーランサー。元塔州連邦軍S・O・F第2機動部隊隊員。
- 跳ねた前髪とキツネ目がチャーミングな若奥様で、料理をはじめ家政婦並みの家事の腕前の他、ウィザード級のハッカーでもある。子供が産めない体で、それがエウレカとアドロックの引き起こしたセブンスウェル現象の所為だと信じ、エウレカを憎んでいる。
- 行きずりの家出少年として、ひょんな事から白鳥号に居候することとなったレントンと心を通わせるうちに彼を溺愛し養子にしたいと望むが、彼がゲッコーステイトのメンバーであることが発覚する。つかの間の家族生活に終止符を打たなければならないことを悟った彼女は、号泣するも「自分達の息子」と称したレントンの新たな旅立ちを受け入れ、暖かく見守る。月光号突入作戦で未亡人となった彼女はデューイの依頼を無視し、月光号を強襲、自爆攻撃を試みるも寸前でホランドが搭乗するtype R909に阻止され白鳥号と運命を共にする。
- アゲハ隊(アゲハ少年隊)
- 声 - 福圓美里、こじまかずこ、加藤英美里、峯香織、山戸恵
- デューイが自らの作戦を遂行するために結成した5人のエリート少年部隊。優秀な子供達だが、冷酷な性格である。地殻貫通弾オレンジを星の各所に打ち込み、スカブ・コーラルの中心核の位置を探っていた。オレンジ着弾地点周辺の各都市に甚大な間接被害を及ぼしたが、彼らはそれによる死亡者を計数していた。元は内戦の地ワルサワの難民キャンプで拾われた子供達で、過去の心的外傷からかデューイのことを盲信しアネモネやドミニクのことは見下している。
その他[]
- アクセル・サーストン
- 声 - 青野武
- 「(有)サーストン工業 ガレヱジ・サーストン」を営むメカニック屋の頑固爺。レントンの祖父。
- アドロックの遺品といわれる謎のパーツ、アミタ・ドライヴを隠し持っていたが、孫のレントンに託すことになる。自ら多くを語らないが、メカニックの間では「サーストンといえばアクセル」と言われる程で、トレゾア技術研究所所長モリタが師匠と崇める技術者でもある。ガレヱジ・サーストンでは原動機系機械の修理依頼にはピーキーにチューンして納品するというのがポリシーらしく、その伝統はレントンにも受け継がれている。
- 当初は序盤のみに登場する予定だったが声優の青野の名演によりシリーズ後半にも再登場することになった[16]。また、住民票の記載によると妻のローズは11980年8月19日に死亡している。
- アドロック・サーストン
- かつて世界を襲ったトラパーの異常発生に伴う大災害、サマー・オブ・ラブから命を賭して人類を救ったと言われる英雄。レントンの父。しかし当時まだ幼かったレントンは彼の事を殆ど知らずに育つ。
- 軍の科学技術者だった彼はスカブ・コーラル研究に関する独自の仮説を唱え、「アゲハ構想」と題する謎のレポートを残していた。住民票の記載によると、11990年9月10日死亡。彼の英雄として世に残した名言に「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。」がある。
- ブラウ・サーストン
- アドロックの妻でダイアン、レントンの母。劇中では詳しく触れられてはいないが死亡日はレントンの誕生日(11990年2月28日)である。
- ダイアン・サーストン
- 声 - 玉川紗己子
- レントンの姉。早くに両親を亡くしたレントンは彼女を母親のように慕っていた。ホランドの初恋の相手であり、元恋人。父アドロックの研究を引き継ぎ軍で働いていたが、レントンが幼少の頃に突然消息を絶った。
- ウーノ
- 声 - 鈴木勝美
- ワゴン車を店舗代わりに、ベルフォレストの街外れで小さなリフグッズの店を開いていた気の良いおじさん。しかし、見ているだけで何も買わない常連の少年以外に客がいなかったため、他の街へと引っ越していった。店では雑誌「ray=out」も販売している。
- コーダ、クゼミ、ブラヤ
- 声 - 赤司まり子、大木民夫、麦人
- 塔州連邦政府の実質的な最高権力機関、賢人会議のメンバー。通称「三賢人」。普段は衛星軌道上の宇宙ステーションに住み、軌道エレベーターで地上と行き来する。首都でのクーデターに際しコーダを懐柔したデューイはクゼミとブラヤを殺害、連邦政府の実権を掌握した。
- ティプトリー
- 声 - 杉山佳寿子
- 大地を信仰する宗教、ヴォダラクの信者。柔らかな物腰の老婆だが、年寄りとは思えない華麗な身のこなしでゲッコーステイトと激しい追跡劇を演じた。ホランド達は軍から彼女がテロリストだと聞かされていたが、テロリストではない。しかし一方で、ヴォダラク教徒の一部過激派が都市部などでテロを行っており、ヴォダラクをテロ集団と信じている者も多い。かつてのホランドもその一人。
- ウィリアム・B・バクスター
- 声 - 古川登志夫
- 森の中で行き倒れていたレントンを自宅まで連れて行き介抱してくれた、人の良さそうな青年。愛称は「ウィル」。妻のマーサは絶望病という不治の病。見渡す限り垣根のない庭先の農園は、ただ草原に種を撒いただけのよう。周囲の大地一面に打ち込まれた地殻変動抑止用の巨大な杭、パイルバンカーを日々抜いている、不思議な人。「人間は大地に生かされている」、「強い風が吹いて大木が倒れても草木はまた立ち上がる」など示唆に富む言葉をレントンに説いた。ミドルネームのBはブランドン。
- マーサ
- ウィルの妻。コンパク・ドライヴという不思議な小型装置を見つめ続けたまま意識を喪失する奇病、絶望病にかかっており、夫の介添え無しには食事もままならない。それでも二人は愛し合っており、絶望はしていないとウィルは言う。
- モリタ
- 声 - 小野健一
- トレゾア技術研究所所長。同研究所は軍の施設であるが、一技術者としてニルヴァーシュのスペックアップを引き受けた。かつて地中から発掘された可動骨格、アーキタイプを元にライト・ファインディング・オペレーション(LFO)と呼ばれる人型マシンを開発したのがトレゾア技術研究所の技術者達であり、その世界初のLFOがニルヴァーシュである。しかし同機は何故かエウレカ以外の操縦を受け付けず、同施設では彼女の研究も同時に行っていた。
- ソニア・ワカバヤシ
- 声 - 山口由里子
- トレゾア技術研究所技術開発部長。以前にエウレカの調査研究をしていたことがあり、ミーシャとは旧知の仲。メガネの似合う白衣のお姉さんであるが、生真面目で少々ヒステリックな性格。
- グレッグ・ベア・イーガン
- 声 - 銀河万丈
- 世界中の科学者から崇拝を集めるアーキタイプ研究の第一人者。Dr.ベアという愛称のとおり極度の肥満体型で、いつもキャンディーを食べている。ニルヴァーシュのスペックアップに際して助言を与えた。また彼の計算によると、この星における知的生命体の総量は情報量子学で予言される限界値を既に超えており、「クダンの限界」と呼ばれる知的活動の局地的飽和が物理宇宙の崩壊を引き起こす可能性があるという[17]。
- 別れた妻ミーシャの事を今でも「僕のこぐまちゃん」と呼んでいる。
- ノルブ
- 声 - 小山力也、福山潤(少年時代)
- ヴォダラク教の高僧。惨劇の地シウダデス・デル・シエロでホランドにこの世界の真実を教え、ゲッコーステイト設立のきっかけを与えた。その胸にはコンパク・ドライヴが埋め込まれ、超自然的な力を持つ。ホランド達はその隠された目的を果たすため、彼の居所を探していた。理由は語られないが40年来の風呂嫌いで、過度のマヨラー。その昔、高僧会による満場一致の推挙を受けて聖者サクヤの世話係となるが、感情を示さない彼女を笑わそうとあれこれ気配りをするうち、彼女を一人の少女として意識するようになり恋に落ちた。
- サクヤ
- 声 - 矢島晶子
- ヴォダラク教徒から聖者と呼ばれる、エウレカによく似た少女。現在は蓮の花に姿を変え、ヴォダラクの総本山ヴォダラ宮を結界により守護している。最愛の人はノルブ。聖人として祭り上げられていたため人間らしい感情をほとんど持たなかったが、一人の人間として接してくるノルブとの交流を経て年頃の少女らしくなっていく。およそ40年前、ふたりは未知の空間へと繋がる次元の歪み、グレートウォールの突破を試みるも成功しなかった。しかしそのゾーンの中で彼が名前を呼んでくれたとき、一つになれた気がして嬉しかったと彼女は語った。エウレカとレントンをグレートウォールの彼方へと送るため、二人は超常現象ポロロッカを起こす。
- デッカード
- 声 - 辻村真人
- ワルサワにあるノヴァク財団の研究施設でドミニクを出迎えた、小柄な老紳士。その施設では何人もの絶望病の少女達が集められ、謎の人体実験が行われていた。彼の話によると、薬物を使えば絶望病患者の意識を一時的に取り戻す事が出来るが、アネモネは特別だったらしい。彼女がワルサワの街で発見された事も含めて特別な出来事だったと彼は語ったが、それ以前の彼女の過去については不明。
メカニック[]
LFO[]
LFOとは、本作品世界における全高十数mの巨大な人型機動マシンの総称である。正式な名称はライト・ファインディング・オペレーション。通例その操縦者は「パイロット」ではなく「ライダー」と呼称される。この世界において、人間が操縦する全ての機械はコンパク・ドライヴという小型装置が無ければ稼働しないため、LFOのコックピットにも同装置を装着するためのソケットが設けられている。若者の間で人気のあったスポーツ、リフにヒントを得て開発されたボード型の飛行ユニットを使用して空中での高機動運動が可能。中には地上走行形態であるビークル・モードへの変形機構を有する機体も多い。特に軍用LFOはクラフト・ライト・ファイター(KLF)と称され、一般兵用の量産型の多くには、操縦支援用技術であるコンパク・フィードバック・システム(CFS)を備える。同システム中に蓄積された操縦データがコンパク・ドライヴ経由でライダーの意識にフィードバックされることによって、本来は高度な技能を要するLFO戦闘が一般の兵士にも可能となった(※KLFライダーは防護服の様な、特殊なライダースーツを着用せねばならない)。
すなわち端的に述べると、この世界では以下のような大型ロボットが空中でサーフィンをしながら戦闘を繰り広げる。
- ニルヴァーシュ type ZERO(通称 ニルヴァーシュ)
- エウレカとレントンの搭乗機。世界最古のLFOゆえにtype ZEROという。従来のLFOの骨格は単座式であるが、このニルヴァーシュのみ左右に座席が並んだ複座機で(type R606は人為的に複座式にされている)、その外観は白地に赤いラインのカラーリング。
- 使用する武装はブーメランナイフ×2のみ。S・O・F所属時代は大型のビームライフルを装備していたこともあり、PS2『アナザーセンチュリーズエピソード3』では隠し武器として使用出来る。当機の専用リフボードは名工の手によるもので、旧型機ながらその飛行速度はターミナスシリーズを凌駕する。
- レントンがコンパク・ドライヴとその拡張パーツであるアミタ・ドライヴを装着したことにより、「セブンスウェル」と呼ばれる現象を発生させた。セブンスウェルの持続時間、1246秒の間は虹色の光柱を発生させながら周囲のトラパー領域が反転、当該領域内においてニルヴァーシュは鬼神のごとき無敵の破壊力を発揮する。その後、セブンスウェル発現地付近ではスカブの大地が大量の塩の塊と化した。
- ニルヴァーシュ type ZERO spec2
- LFOの骨格となる天然パーツ、アーキタイプの成長という事態に伴い外装をはじめ機体の全面リニューアルを施した、ニルヴァーシュ type ZEROのスペックアップ機。アーキタイプ研究者であるグレッグ博士の助言に基づき、新たに高速飛行形態への変形機構が追加された。主にメインの操縦をレントンが、高速飛行形態の操縦をエウレカが行う。
- 武装は2本のブーメランナイフのみだが、チャクラというリング状の七色の光を使い、LFOやKLFの人為的に装着された武装、装甲、機器類のみを破壊、アーキタイプを傷つけることなく行動停止させる攻撃法、「セブンスペクトラム」の使用が可能。専用ボードは肩部に分割して装着することができ、高速飛行形態時は機首となる。ボード作成者はレントンの祖父、アクセルである。
- ニルヴァーシュ type ZERO spec3
- エウレカを想うレントンの叫びにニルヴァーシュが反応、備え付けられた機械類と天然パーツであるアーキタイプが融合し顕現した、ニルヴァーシュ最終にして最強の形態。LFOらしからぬ有機的なフォルムが特徴で意志を持ち言葉を喋るなど、ロボットというより、生物としてのテイストが色濃い。操縦桿などの操作機器は消失し、単座式となり全方位モニターで囲まれたコックピットには操縦者の体を支持するリング状のアーチが配されており、操縦者の動きをトレースして、その動きにシンクロした動作をとる。自らトラパー粒子を放出し、リフボード無しでの超高速飛行が可能。左右の瞳の色が異なるが、左目はレントンの瞳の色に、右目はエウレカの瞳の色に対応している(劇中では当初、左目のみを見せていた)。
- 武装は胸部に備えた大出力の、大口径トラパルザー砲一門。
- ニルヴァーシュ type the END(通称 ジ・エンド)
- アネモネの搭乗機にして塔州連邦軍最強のKLF。機体色は黒であり、腹部関節と肩部のレーザー砲門の部分は赤。様々なLFOの技術を総結集して生み出された高性能LFOで、その戦闘性能は極めて高い。そのアーキタイプはニルヴァーシュのそれに非常に似ている。表向きはあくまで軍事目的で開発されたが、真の意図はデューイが推し進める「アゲハ構想」の基幹を担う存在として造られた機体でもある。専用リフボードは左右に分離してスキーのように滑空できる特殊な仕様。
- 武装は両腕に収納された2本のブレードの他、有線リモートでオールレンジ攻撃が可能な大型クロー2基、屈曲しながら敵を追尾するホーミングレーザー18門×3基、胸付近にある2門の放射口から放出される、物理的ダメージと共に、敵の脳(=精神)にダメージを与えるトラパー波放射特殊兵器「バスクード・クライシス」。またトラパー波拡張機構を備えたモンスーノ type VC10の6機と共にジ・エンドを中心に円状に展開するフォーメーション・ガグンドゥーラを組むことで、膨大な量のトラパー波を圧縮、および反転させ広域に対し球状の高エネルギーを放射する対コーラリアン兵器「バハルックスウェル」の使用が可能。腕のクローの代わりにオラトリオNo.8の照準ビーコンとなるドリルミサイルの装備も可能。
- 本機のベース機はtB303であり、その特異な形状、他のLFOに比べて胴体から少し離れた位置にある腕、足の大型ホイールやコックピット、バーニアの位置など、多く名残を残している。ニルヴァーシュ type ZERO spec2との最終決戦時にはニルヴァーシュ同様に覚醒し、銀色のボディとなり、禍々しかった外装や、一部武装関係の装備もなくなり目は赤ではなく緑色の慈悲にみちた目になり自立行動をする。
- ターミナス type B303 デビルフィッシュ(通称 サン・マル・サン or デビルフィッシュ)
- type R909を失ったホランドが新たな搭乗機に選んだ、「人型機動マシン黎明期における負の遺産」と呼ばれる呪われたモンスター・マシン。機体色はシルバーで、カメラアイは赤。3つの短い角が付いた禍々しい悪魔のような顔つきが特徴。リミッターを備えておらず、初期型の極めて危険性が高いCFSが標準装備されており、超絶的なマニューバを繰り出すことが可能だが、当機を操縦するには過度の薬物と睡眠促進剤の投与を余儀なくされ、強力な運動性能を実現するのと引き替えに操縦者の肉体と精神を蝕んでいく。凄腕のライダーでも手におえない代物で、トレゾア技研で封印されていた。搭乗時には専用のヘッドギアを着用する。
- 武装は大きく張り出した背面のバックパックに通常のロングレンジレーザー砲2門のほかにホーミングレーザー8門を装備し、両腕部にブレードを備える。リフボードは他のLFOより大型のものを使用しており、分割して腰に装着できる。内蔵された高出力バーナーによる大気圏外の飛行も可能。
- デューイとの最終決戦の際、銀河号に特攻、共に大破する。
- ターミナス type R505〈S・O・F機〉(通称 ゴー・マル・ゴー)
- 塔州連邦軍の特殊部隊S・O・Fに配属されていたKLF。機体色はインディゴ。軍所属時代のホランドが搭乗していた機体。過去の回想でのみの登場だが、プレイステーション2用ソフト『エウレカセブン TR:1 NEW WAVE』では主人公のサムナ・スタージョンが色違いの同機種を愛機として操縦し、同ゲーム中では当機を駆るS・O・F時代のホランドの活躍も見られる。その続編『エウレカセブン NEW VISION』でもサムナは同機を最新機器によりカスタマイズした、ターミナス type R505改に乗り、主人公機として様々な活躍をみせる。
- ターミナス type R606(通称 ロク・マル・ロク)
- ゲッコーステイト、マシュー機。機体色は橙。月光号艦載機の中ではニルヴァーシュ以外唯一の複座機(人為的作成)であるため、マシューの戦闘使用以外にも日用品の買い出しやストナーを後部座席に乗せての写真撮影などに幅広く活躍する。頭部パーツがなく、代わりにコックピットがそのまま頭部の位置に配されている。他のターミナスシリーズに比べ装甲がやや薄いが、軽量な機体ゆえに稼働時間と機動力に優れ、主に前衛戦闘を担当する。
- 武装は2本のブーメランナイフと、腕部装着式レーザーライフル。
- ターミナス type R808(通称 ハチ・マル・ハチ)
- ゲッコーステイト、ヒルダ機。機体色は水色。火力に優れるがその分エネルギー消費も激しく、他のターミナスシリーズに比べ稼働時間がやや短い。主に後衛としての支援戦闘を担当する。
- 武装は2枚のフリスビーカッターと、背部ユニット左に二連装ロングレンジレーザー砲1門を装備。
- ターミナス type R909(通称 キュウ・マル・キュウ)
- ゲッコーステイト、ホランド機。機体色は赤紫。コックピット左側面部のスペースに配置された大型のインカムを装着することによりCFSを発動可能。高い性能を持つがピーキーな機体になっており、乗りこなすには優れた操縦技術が必要。
- 武装は2本のブーメランナイフと背部ユニット左にロングレンジレーザー砲1門を装備。
- 42話でレントン達を守るためにジ・エンドと戦闘、ショットクローによる攻撃を受け大破した。その特徴的な頭部から、アネモネに「ブサイクさん」と言われた。
- スピアヘッド SH101
- ビームス夫妻の所有機。青がチャールズ機、赤がレイ機。腰部の特殊なスカートに飛行モジュール「サーカス・マニューバ」が組み込まれており、展開することでトラパー波をとらえることが出来、リフボード無しでの飛行が可能。カメラアイを6つ有するなど、他の機体には見られない特徴が多い。高い基本性能を誇り、チャールズ曰く、スペック的にニルヴァーシュを圧倒しているとのこと。
- 元塔州連邦軍の新鋭機で、武装は両腕部の内蔵式ソードと背面ユニットに装備された誘導爆弾。名前の通り頭部には近接戦用の刺突武器であるスピアを装備、また本体装甲上をフレキシブルにスライド移動する小口径レーザー砲4基を備える。
- 第28話では、月光号に多大な損傷をあたえ、ゲッコーステイトのターミナス各機と激しい戦闘を繰り広げた後、両機ともホランドの乗る909のロングレンジレーザーをうけ大破。機体の当初からの機能か、ビームス夫妻によるカスタマイズかは不明だが、機体に搭乗せず、白鳥号からのリモートによる無人操縦も可能。
- モンスーノ type MS10 / MS20
- 塔州連邦軍の現行主力KLF。機体色はネービーブルー。
- 武装はブーメランナイフ2本、サドル・マウント(鞍型)弾倉式マシンガン、左右ショルダー・アーマーに固定の小型レーザー砲各1基、背部ユニットにミサイルポッドを左右各4基、計8基装備のtype MS10、ミサイルポッド(左)をロングレンジレーザー砲に換装した重装備型のtype MS20がある。
- モンスーノ type VC10
- アゲハ隊に配備された特殊装備KLF。機体色は白。
- 武装は背部ユニットに収納可能になったミサイルポッドを左右に9基、合計18基装備。両腕部の肘部分は前方に展開することでレールガンとしての使用が可能。胸部にはジ・エンドとフォーメーション・ガグンドゥーラを組んだ際にトラパー波を放射する対コーラリアン兵器、「バハルックスウェル」の放射範囲を広げるためのトラパー波放射口が2基ある。また両脚の底部のサイドパネルを展開するとカンジキの様に面積が広がりリフボードなしでの飛行が可能。
空船[]
本作品内の世界では、船舶とは空を飛ぶ空船を意味する。したがってこの世界の軍艦は基本的に空軍に所属し、海軍は存在しない(陸軍は存在する)。一般的な空船の飛行原理は、リフレクション・フィルムを表面に貼り付けた翼がトラパーの反発力を受けて揚力と推力を得るというもの。リフに用いるリフボードも同様の原理で滑空しており、それらの航跡には細い帯状の発光現象がみられる。
- 月光号 SL-1200MkII
- 神出鬼没の空賊、ゲッコーステイトの空船。およそ3年前、ホランド達によって奪取された塔州連邦軍巡洋艦SL-1200シリーズの2番艦。船体色は白地に黄緑。軍上層部にすら極秘裏に開発された特殊部隊用の最新鋭艦で、ロケットブースターにより大気圏外を高速航行する弾道飛行、トラパー・レーダーによる索敵を無力化するステルス装置のコンパク・インターフェアレンサー(CIF)といった特別な機能を有する。ゲッコーステイトのメンバー達にとっては生活の場でもあり、コンビニや大浴場、各自室も完備する。武装は主砲である3連装トラパルザー砲×2基、ミサイル垂直発射管24本×4基、大型ミサイル発射管2基。LFO母艦としての運用機能もある大型艦だが、戦闘時にはバレルロールや宙返りも行えるなど、サイズに見合わないほどの高機動艦である。
- 白鳥号 SL-1200MkI
- ビームス夫妻の母艦。元は塔州連邦軍の軍艦で月光号のプロトタイプにあたるが、サイズは当艦の方が細身でやや小型。船体色は白地にセイロンブルー[18]。
- 劇中で使用された武装は連装機関砲2基のみ。ビームス夫妻の所有機、スピアヘッドを収納するためのハッチを2箇所持つ。小型艇をドッキングするためのドッキングユニットも備えており、月光号と同型である。高速飛行モードでは、4基のロケットエンジンの吸気口とノズルを開放させ、加速する。操縦はソフトウェアの自動操縦か、レイ1人で行われる。
- 銀河号
- 塔州連邦軍銀河艦隊旗艦。軍最高司令官デューイ率いるアゲハ隊の搭乗艦。全長1.5km以上を誇る錐型の巨大戦艦で、船体色は橙色。武装はホーミングレーザー10門、地上爆撃用の爆雷のほか、月光号の主砲をも跳ね返す強力なバリアを発生させたり、レーザーによるオールレンジ攻撃を行う最新鋭小型遠隔無人兵器、ビットを配備する。艦載KLFはニルヴァーシュ type the END1機とモンスーノ type VC10数機を配備。艦橋は通常デューイが指揮を執っている艦橋のほか、第三艦橋まで存在する。
- AFX
- デューイの勅令によりトレゾア技研が開発した遠隔操作型爆撃機。地殻貫通弾“オレンジ”を大地に打ち込みスカブ・コーラルのコア、司令クラスターの位置を探索するために使用された。
- イズモ艦
- 塔州連邦空軍「暁(あかつき)」型護衛艦。ユルゲンス率いるイズモ隊の旗艦。黒い船体色に同隊の識別マークである赤のラインが施された全翼型の空船である。武装はレーザー砲2基、ミサイル発射管8本×2基、爆雷発射機20発×2基、2連装機関砲×4基、地上爆撃用の自由落下爆弾(焼夷弾)多数。
- スーパーイズモ艦
- トレゾア技術研究所で大幅な改装を施した、イズモの改造艦。船体色は深紅。巨大なユニットの前方部にイズモ艦の船体を接合したシルエットをしており、艦のサイズは格段に大型化した。格納庫の増床、ブースターおよびホーミングレーザーが追加され、月光号並みの巡航速度と同艦の5倍の火力を誇る。
オマージュ[]
本作品には、過去のアニメや映画作品、テクノ音楽などに対するオマージュもしくはパロディが多数見受けられる。他作品の台詞や場面を部分的に模倣するという手法のみでなく、物語の設定やストーリー構成そのものにもそれを大胆に取り込んでいる点が本作品の特色である。これに関してシリーズ構成の佐藤大はインタビュー記事の中で「王道が大切だ、定番は全部やろう」と、その意気込みを語っている[19]。劇中の台詞をはじめとする作品要素の引用元として、製作者、視聴者、アニメ評論家からは有名なアニメ・実写作品などの名前が挙がる。また、劇中に登場するキャラクターの名前やメカニック用語、各話のサブタイトルなどについても様々なジャンルから引用されたネーミングが多く見られる(→本作中における用語、名称の引用元)。
受賞歴[]
- 第20回デジタルコンテンツグランプリ(2005年)
- 優秀賞:『交響詩篇エウレカセブン』
- 第10回アニメーション神戸賞(2005年)
- 個人賞:吉田健一[20]
- 第5回東京国際アニメフェア(2006年)
- テレビ部門優秀作品賞:『交響詩篇エウレカセブン』
- 脚本賞:佐藤大
- キャラクターデザイン賞:吉田健一
- Anime Expo 2006 SPJA Award(2006年)[21]
- 最優秀テレビ長編賞:Eureka seveN
- 最優秀女性キャラクター賞:エウレカ
スタッフ[]
- 原作 - BONES[22]
- 監督 - 京田知己
- シリーズ構成 - 佐藤大
- キャラクターデザイン - 吉田健一
- メインメカニックデザイン - 河森正治
- コンセプチュアルデザイン - 宮武一貴
- メインアニメーター - 吉田健一[23]、中田栄治
- 特技監督 - 村木靖
- 美術監督 - 永井一男
- 美術監督補 - 森川篤
- 色彩設計 - 水田信子
- デザインワークス - 武半慎吾、コヤマシゲト、柳瀬敬之、出渕裕、中田栄治
- 撮影監督 - 木村俊也(T2studio)
- デジタルディレクター - 瓶子修一
- 音楽 - 佐藤直紀
- 音響監督 - 若林和弘(フォニシア)
- プロデューサー - 諸冨洋史、丸山博雄、稲垣浩文、湯川淳、中山浩太郎
- アシスタントプロデューサー - 藤井睦子、長谷部大樹、小岐須泰世
- 制作 - ボンズ
- 製作 - 毎日放送、Project EUREKA[24]、ボンズ
主題歌[]
- 歌詞字幕:あり
オープニング[]
- 「DAYS」
- 歌 - FLOW / 作詞 - KEIGO HAYASHI、KOHSHI ASAKAWA / 作曲 - TAKESHI ASAKAWA / 編曲 - FLOW&Seiji Kameda
- (1 - 13話)
- 「少年ハート」
- 歌 - HOME MADE 家族 / 作詞・作曲 - KURO、MICRO、U-ICHI / 作曲・編曲 - Takahiro Watanabe
- (14 - 26話)
- 「太陽の真ん中へ」
- 歌 - Bivattchee(ビバッチェ) / 作詞・作曲 - 堤晋一 / 編曲 - ビバッチェ、小倉健二
- (27 - 39話。ただし、33話は無し)サビ部分のアネモネの表情が数話ごとに差し替えられている。
- 「sakura」
- (2006年1月29日 第40話から2006年4月2日 第49話)
- 歌 - NIRGILIS(ニルギリス)バックコーラス(アメージンググレイス)堀澤麻衣子 / 作詞 - 岩田アッチュ / 作曲 - 栗原稔、岩田アッチュ、伊藤孝氣 / 編曲 - ニルギリス
- (40 - 49話)
エンディング[]
- 「秘密基地」
- 歌・作詞・作曲 - 高田梢枝 / 編曲 - TOMI YO
- (1 - 13、26話)
- 「FLY AWAY」
- 歌・作詞・作曲 - 伊沢麻未 / 編曲 - 安部潤
- (14 - 25話)
- 「Tip Taps Tip」
- 歌 - HALCALI / 作詞 - U / 作曲・編曲 - 田中ユウスケ
- (27 - 39話)
- 「Canvas」
- 歌・作詞・作曲 - COOLON / 編曲 - MIne-Chang
- (40 - 49話)
挿入歌[]
- 「STORYWRITER」
- 歌・編曲 - SUPERCAR / 作詞 - いしわたり淳治 / 作曲 - 中村弘二
- (1、2、6、10、15、26、33、39話)
- 「秘密基地」
- (13話)
- 「DAYS」
- (32話)
- 「太陽の真ん中へ」
- (33話)
- 「sakura」
- (50話)
- 「虹」
- 歌 - 電気グルーヴ、五島良子 / 作詞・作曲 - 石野卓球
- (50話)
各話リスト[]
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 (メカ作画監督) |
サブタイトルの由来 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ブルーマンデー | 佐藤大 | 京田知己 | 宮地昌幸 | 吉田健一 (中田栄治) |
ニュー・オーダーの楽曲『ブルー・マンデー』[25] |
2 | ブルースカイ・フィッシュ | 村田和也 | 倉島亜由美 (中田栄治) |
UMAのスカイフィッシュ | ||
3 | モーション・ブルー | 佐藤育郎 | 小平佳幸 (大塚健) |
インデックス・エーアイの楽曲『モーション・ブルー』 | ||
4 | ウォーターメロン | 阿保孝雄 | 真庭秀明 (飯田悟 前田清明) |
ハービー・ハンコックの楽曲『ウォーターメロン・マン』[25] | ||
5 | ビビット・ビット | 野村祐一 | 村田和也 | 横山彰利 | 水畑健二 (大塚健) |
- |
6 | チャイルドフッド | 大河内一楼 | 難波日登志 | 松尾慎 | 田中将賀 | ジェフ・ミルズの楽曲『チャイルドフット』[25] |
7 | アブソリュート・ディフィート | 菅正太郎 | 宮地昌幸 | 伊藤秀樹 | 伊藤秀樹 (大塚健) |
- |
8 | グロリアス・ブリリアンス | 大野木寛 | 橘正紀 | 吉本毅 | 堀川耕一 (ねこまたや) |
- |
9 | ペーパームーン・シャイン | 佐藤大 | 京田知己 | 村田和也 | 倉島亜由美 (前田清明) |
- |
10 | ハイアー・ザン・ザ・サン | 野村祐一 | 山本秀世 | 原口浩 | 真庭秀明 | プライマル・スクリームの楽曲『ハイアー・ザン・ザ・サン』[25] |
11 | イントゥー・ザ・ネイチャー | 大野木寛 | 宮地昌幸 | 阿保孝雄 | 小平佳幸 (中田栄治) |
ハードフロアの楽曲『イントゥー・ザ・ネイチャー』[25] |
12 | アクペリエンス・1 | 佐藤大 | 寺東克己 | 佐藤育郎 | 田中将賀 | ハードフロアの楽曲『アクペリエンス 1(Acperience 1)』[25] |
13 | ザ・ビギニング | 野村祐一 | 宮地昌幸 | 吉本毅 | 佐々木敦子、石田可奈 (ねこまたや) |
デリック・メイの楽曲『ザ・ビギニング』[25] |
14 | メモリー・バンド | 佐藤大 | 京田知己 | 水畑健二 | ロータリー・コネクションの楽曲『メモリー・バンド』[25] | |
15 | ヒューマン・ビヘイヴュア | 菅正太郎 | 山本秀世 | 伊藤秀樹 (大塚健) |
ビョークの楽曲『ヒューマン・ビヘイヴュア』[25] | |
16 | オポジット・ヴュー | 小中千昭 | 山本沙代 | 堀川耕一、杉浦幸次 (ねこまたや) |
デラミトリの楽曲『オポジット・ヴュー』 | |
17 | スカイ・ロック・ゲート | 大野木寛 | もりたけし | 原口浩 | 真庭秀明 | 日本神話『天岩戸』の英語直訳[25] |
18 | イルコミュニケーション | 菅正太郎 | 村田和也 | 倉島亜由美 (前田清明) |
ビースティー・ボーイズのアルバム『イル・コミュニケーション』[25] | |
19 | アクペリエンス・2 | 野村祐一 | 京田知己 | 佐藤育郎 | 松島晃 (長谷部敦志) |
ハードフロアの楽曲『アクペリエンス 2 (Acperience 2)』[25] |
20 | サブスタンス アビューズ | 大河内一楼 | 宮地昌幸 | 金子伸悟 | 小平佳幸 (大塚健) |
F.U.S.Eの楽曲『サブスタンス・アビューズ』[25] |
21 | ランナウェイ | 大野木寛 | 寺東克己 | 森高登 | 佐々木敦子、石田可奈 (ねこまたや) |
ニューヨリカン・ソウルの楽曲『ランナウェイ』[25] |
22 | クラックポット | 佐藤大 | 伊藤秀樹 | 水畑健二 (前田清明) |
プラスティックマンの楽曲『クラックポット(Kracpot)』[25] | |
23 | ディファレンシア | 菅正太郎 | 阿保孝雄 | 堀川耕一、小森高博 (杉浦幸次) |
坂本龍一の楽曲『differencia』[25] | |
24 | パラダイス・ロスト | 野村祐一 | もりたけし | 原口浩 | 真庭秀明 | 坂本龍一の楽曲『Paradise lost』[25] |
25 | ワールズ・エンド・ガーデン | 大野木寛 | 村田和也 | 長谷部敦志、富岡隆司 | いとうせいこうの小説『ワールズ・エンド・ガーデン』[25] | |
26 | モーニング・グローリー | 大河内一楼 | 宮地昌幸 | 吉田健一、倉島亜由美 (中田栄治) |
オアシスの楽曲『モーニング・グローリー』[25] | |
27 | ヘルタースケルター | 佐藤大 | 寺東克己 | 岩崎太郎 | 菅野宏紀 (大塚健) |
岡崎京子の漫画『ヘルタースケルター』[26] |
28 | メメントモリ | 野村祐一 | 難波日登志 | 佐藤育郎 | 伊藤秀樹 (金子秀一) |
しりあがり寿の漫画『瀕死のタウンガイド オーイ・メメントモリ』[26][25] |
29 | キープ・オン・ムービン | 菅正太郎 | もりたけし | 中村圭三 | 尾形健一郎、真庭秀明 | ソウル・トゥ・ソウルの楽曲『キープ・オン・ムービン』[25] |
30 | チェンジ・オブ・ライフ | 小中千昭 | 阿保孝雄 | 内田信也、阿保孝雄 倉島亜由美 (大塚健) |
ジェフ・ミルズの楽曲『チェンジズ・オブ・ライフ』[25] | |
31 | アニマル・アタック | 大野木寛 | 角田一樹 | 安斎剛文 | 伊藤嘉之 (富岡隆司) |
田中フミヤの楽曲『Animal Attack』[25] |
32 | スタート・イット・アップ | 野村祐一 | 村田和也 村木靖 |
村田和也 | 水畑健二 (前田清明 中田栄治) |
ジョイ・ベルトラムの楽曲『スタート・イット・アップ』[25] |
33 | パシフィック・ステイト | 佐藤大 | 京田知己 | 金子伸悟 | 菅野宏紀、長谷部敦志 (大塚健) |
808ステイトの楽曲『パシフィック・ステイト』[25] |
34 | インナー・フライト | 清水恵 | 原口浩 | 真庭秀明 | プライマルスクリームの楽曲『インナー・フライト』[25] | |
35 | アストラル・アパッチ | 菅正太郎 | 寺東克己 | 佐藤育郎 | 倉島亜由美 (大塚健) |
アンダーグラウンド・レジスタンスの楽曲『アストラル・アパッチ』[25] |
36 | ファンタジア | 野村祐一 | 山本沙代 | 鎌倉由実 | 木下裕孝、窪敏 | コズミック・ベイビーの楽曲『ファンタジア』[25] |
37 | レイズ・ユア・ハンド | 大野木寛 | 水島精二 | 伊藤秀樹 | 伊藤秀樹 (前田清明) |
コーネリアスの楽曲『Raise Your Hand Together』 |
38 | デイト・オブ・バース | 佐藤大 | 寺東克己 | 小松田大全 | 柴田淳、内田信也 (中田栄治) |
デイト・オブ・バースの楽曲『デイト・オブ・バース』[25] |
39 | ジョイン・ザ・フューチャー | 菅正太郎 | 菱田正和 | 泰義人 | 吉川真一 | タフ・リトル・ユニットの楽曲『ジョイン・ザ・フューチャー』[25] |
40 | コズミック・トリガー | 大野木寛 | 村田和也 | 水畑健二 (大塚健) |
コズミック・ベイビーの楽曲『コズミック・トリガー』[25] | |
41 | アクペリエンス・3 | 野村祐一 | 坂本郷 | 原口浩 | 真庭秀明 | ハードフロアの楽曲『アクペリエンス 3(Acperience 3)』[25] |
42 | スターダンサー | 清水恵 | 浦野康生 | 佐藤育郎 | 倉島亜由美 (前田清明) |
マイク・バンクスの楽曲『スター・ダンサー』[25] |
43 | ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド | 大野木寛 | 阿保孝雄 | 吉田健一、内田シンヤ スタジオアド、板垣敦 |
ケミカル・ブラザーズの楽曲『ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド』[25] | |
44 | イッツ・オール・イン・ザ・マインド | 菅正太郎 | 寺東克己 | 伊藤秀樹 | 伊藤秀樹、吉田健一 | CJボーランドの楽曲『イッツ・オール・イン・ザ・マインド』[25] |
45 | ドント・ユー・ウォント・ミー? | 野村祐一 | 桑名郁朗 | 小松田大全 | 桑名郁朗、吉田健一 松島晃、小松田大全 (大塚健) |
フェリックスの楽曲『ドント・ユー・ウォント・ミー』[25] |
46 | プラネット・ロック | 大野木寛 | 菱田正和 | 佐藤育郎 | 土岐義宏、内田信也 柴田淳 (大塚健) |
アフリカ・バンバータの楽曲『プラネット・ロック』[25] |
47 | アクペリエンス・4 | 菅正太郎 | 寺東克己 | 原口浩 | 真庭秀明 | ハードフロアの楽曲『アクペリエンス 4(Acperience 4)』 |
48 | バレエ・メカニック | 野村祐一 | 村田和也 | 倉島亜由美 (中田栄治) |
坂本龍一の楽曲『Ballet Mécanique』 またはジョージ・アンタイルの同名の楽曲 1924年 フェルナン・レジェ監督作品 | |
49 | シャウト・トゥ・ザ・トップ! | 佐藤大 | 京田知己 | 阿保孝雄 | 水畑健二 (前田清明) |
スタイル・カウンシルの楽曲『シャウト・トゥ・ザ・トップ!』 |
50 | 星に願いを | 京田知己、佐藤育郎 | 千羽由利子、倉島亜由美 桑名郁朗 (中田栄治 大塚健) |
映画ピノキオの主題歌『星に願いを』[25] | ||
51 | ニュー・オーダー[27] | 野村祐一 | - | 京田知己 | - |
ニュー・オーダー[]
第51話「ニュー・オーダー」は、2006年のイベント『SonyMusic Anime Fes.06』で上映された、本編映像を元に再構成された総集編。2012年4月に『エウレカセブンAO』放送直前スペシャルとしてテレビ初放送されている。
- 放送局
- MBS 2012年4月5日
- TBS 2012年4月6日
- CBC 2012年4月11日
名称の由来[]
- 登場人物名の名前の由来
- レントン・サーストン:小説および映画『トレインスポッティング』の主人公、マーク・レントンから[25]。姓の「サーストン」はロックバンド、ソニック・ユースのサーストン・ムーアから[25]。
- エウレカ:1992年に打ち上げられたロケット「EURECA」から[25]。作中ででてくるロケット「EUREKA」とは綴りが異なる。
- タルホ・ユーキ:漫画およびアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』の登場人物、有紀蛍(ゆうき けい)から[25]。
- ギジェット:サーフィン映画『ギジェット』の主人公、ギジェットから。
- ムーンドギー:映画『ギジェット』の主人公のボーイフレンド、ムーンドギーから[25]。また、本名の「ジェームズ・ダレン・エマーソン」は同映画でムーンドギーを演じた俳優ジェームズ・ダレンと、DJのダレン・エマーソンから。
- ジョブズ:コンピューターメーカー、アップルコンピュータ(現・アップル)創業者の一人(前CEO)であるスティーブ・ジョブズから。
- ウォズ:アップルコンピュータ(現・アップル)創業者の一人であるスティーブ・ウォズニアックの愛称から[25]。
- ミーシャ:1980年開催モスクワオリンピックのマスコットキャラクター、こぐまのミーシャから[25]。
- モーリス、メーテル、リンク:童話『青い鳥』の作者、モーリス・メーテルリンクから[25]。
- ユルゲンス:ドイツ人の俳優、クルト・ユルゲンスから[25]。
- アネモネ:小説『コインロッカー・ベイビーズ』のヒロイン、アネモネから[25]。
- アクセル:ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズのボーカル、アクセル・ローズから。
- ダイアン:映画『トレインスポッティング』の同名のヒロインから[25]。
- アドロック:ヒップホップ・グループ、ビースティ・ボーイズのキング・アドロックから。作中に出てくる称号"キング"もそこから来ている。
- ドクター・ヤウチ、ドクター・ダイヤモンド:同じくビースティ・ボーイズのアダム・ヤウク(ヤウチとも発音)、マイク・ダイヤモンドから。
- ティプトリー:SF作家のジェイムズ・ティプトリー・Jr.から[25]。また、ティプトリーの台詞に出てくる『たったひとつの冴えたやりかた』はその代表作の一つ。
- ウィリアム・B・バクスター:SF作家のスティーブン・バクスターから[25]。
- モリタ:電子機器メーカー、ソニー創業者の一人である盛田昭夫から。
- グレッグ・ベア・イーガン:SF作家のグレッグ・ベアとグレッグ・イーガンから[25]。
- ノルブ:映画『リトル・ブッダ』の登場人物、ノルブ から[25]。
- チャールズ・ビームズ、レイ・ビームズ:チャールズ・イームズ、レイ・イームズ夫妻から。
- メカニック用語、名称の由来
- LFO:電子楽器の一種、低周波発信装置の略称LFO(Low Frequency Oscillator)[25]。
- KLF:イギリスのハウスユニット、KLFから[25]。
- ニルヴァーシュ:仏教用語のニルバーナとアメリカのロックバンド、ニルヴァーナから[25][28]。
- ターミナス:アイザック・アシモフのSF小説ファウンデーションの舞台となる惑星ターミナスから。
- モンスーノ MS10、MS20:コルグのシンセサイザー、MS-10とMS-20から[25]。また、アゲハ隊機の形式名VC10は同社のヴォコーダー、VC10から。
- type R606、type R808、type R909:ローランドのドラムマシン、TR-606、TR-808、TR-909から[25]。
- SH-101:ローランドのシンセサイザー、SH-101から。作中メカ同様、このシンセには赤モデル、青モデルがある[25]。
- デビルフィッシュ type B303:ローランドのシンセサイザー、TB-303とその改造機の名称「デビルフィッシュ」から。
- 月光号、白鳥号、銀河号、イズモ艦、暁型護衛艦:寝台特急列車の月光、特急列車の白鳥、寝台急行列車の銀河、寝台特急列車の出雲、寝台特急列車のあかつきから。
- SL-1200(白鳥号)、SL-1200MkII(月光号):Technicsのレコードプレーヤー、Technics SL-1200とSL-1200MkIIから。
- AFX(エイフェックス):イギリスのエレクトロニカアーティスト、Aphex Twinから
- オレンジ:サンプリング・マシン、LMD-649の後継機の愛称オレンジから。
- その他の用語、名称の由来
- サマー・オブ・ラブ:1967年アメリカのモンタレー・ポップ・フェスティバルを発祥とする音楽ムーブメント、サマー・オブ・ラブから[25]。
- セカンド・サマー・オブ・ラブ:1988年以降イギリスを中心に起こったレイヴムーブメント、セカンド・サマー・オブ・ラブから。
- プラスエイト:リッチー・ホゥティンがかつて主宰した音楽レーベル、Plus 8から。レーベルマークの色はレントンカラーと同じ白と赤。
- セブンスウェル:波のうねりを意味する英語"swell"から[25]。
- ハッシェンダ、FAC51:イギリスにあったクラブの名称、ハシエンダと経営元のファクトリー・レコードにおける同クラブのカタログ番号、FAC51から[25]。
- トレゾア:ドイツのハードテクノレーベルおよびクラブの名称、トレゾアから。また、物語中で同所員が被るヘルメットのマークは同レーベルマークと同じ[25]。
- ラブパレード:ドイツ・ベルリンのテクノ・イベント、ラブパレードから。
- ポロロッカ:アマゾン川で発生する海嘯、ポロロッカから。
- ジョイ・ディヴィジョン、ワルサワ:イギリスのロックバンド、ジョイ・ディヴィジョンとその旧バンド名、ワルシャワから。
- 七色雲海:宇宙戦艦ヤマトが最初の航海において、ドメル将軍との艦隊決戦場となった七色星団から。
- 月光号の艦橋 : 第49話にてホランドの攻撃を受けた際のダメージリポートに「第三艦橋大破!」という台詞がある。ヤマトの中で最も過酷な扱いを受けファンからも「配属は死フラ」と揶揄される宇宙戦艦ヤマトの第三艦橋から。
- Eureka seveN(英表記タイトル):ベルギーのFN社が開発した自動拳銃のFive-seveNから。
劇場版[]
詳細は交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱいを参照
2008年4月に劇場版アニメ化が決定。[29]2008年12月に全国テアトル系の映画館にて2009年4月25日公開が発表された。
TVシリーズの既存カットと劇場版新作カットを使って制作。「別宇宙」を舞台に、もうひとりのレントンとエウレカの物語を描く。
制作はボンズから制作委託されたアニメーションスタジオ・キネマシトラス。
メディアミックス[]
本作品は製作委員会であるProject EUREKA(プロジェクトエウレカ)と協賛企業グループであるEUREKA Partners(エウレカ・パートナーズ)によって、アニメの他に漫画、小説、テレビゲーム、ラジオ放送などがメディアミックス展開されている[24]。なお漫画版及び小説版については、アニメでの世界観や主な登場人物を共有しつつ、それぞれ異なるストーリーで構成されている。
漫画版[]
原作BONES[22]。片岡人生(キャラクター作画、シナリオ)、近藤一馬(ロボット作画)共著。月刊少年エース2005年3月号から2007年1月号にて連載。プロジェクトの中では最も早く開始され、最後に完結した。単行本は角川コミックス・エースより全6巻。上記のアニメ版を原作としているが、アニメ版とはストーリー展開や一部登場人物の設定が異なる。また、残虐描写が増え、死生観が強調されている。その他にも、ゲーム作品『エウレカセブン』シリーズのキャラクターの過去を描いた外伝的作品として『エウレカセブン グラヴィティボーイズ&リフティングガール』(貴月未来著)がある。いずれも角川書店刊。
余談だが、一部の設定が次回作『デッドマン・ワンダーランド』に引き継がれている。
- 単行本
小説版[]
原作BONES。杉原智則著。角川スニーカー文庫より全4巻。角川書店刊。やはりアニメ版を原作としているが、上記2作品とは世界観や登場人物の設定が大幅に変更されており、著者である杉原智則個人の作品としての性格がより強く出ている。
- 交響詩篇エウレカセブン 1 BLUE MONDAY
- 交響詩篇エウレカセブン 2 UNKNOWN PLEASURE
- 交響詩篇エウレカセブン 3 NEW WORLD ORDER
- 交響詩篇エウレカセブン 4 HERE TO STAY
ビデオゲーム[]
2006年4月6日にバンダイナムコゲームスから発売されたプレイステーション・ポータブル用アドベンチャーゲーム・ソフト。第26話までのテレビアニメ本編の内容とミニゲームの構成。
また、テレビアニメと同一の設定を共有するゲーム作品として、プレイステーション2用ソフト『エウレカセブン TR:1 NEW WAVE』とその続編『エウレカセブン NEW VISION』がある。
ラジオ放送[]
- エウレカセブン RADIO ray=out
- テレビでの本放送に合わせ、毎週日曜23時30分から文化放送(1134khz)とMBSラジオ(1179khz)で放送されていた。また。BSデジタル放送のBSQR489にて毎週水曜20時00分からスタジオからの静止映像等とともに放送されていた。パーソナリティは三瓶由布子と名塚佳織。
- エウレカセブン 別冊 RADIO ray=out 袋とじ
- 西陣よりリリースされたパチンコCR交響詩篇エウレカセブンにちなみ、webラジオが配信された[30]。パーソナリティは三瓶由布子と名塚佳織。
関連イベント[]
- MBS ANIME FES.'05 大阪城エクスペリメント 真夏の夜の夢
- 毎日放送主催の大型イベント「オーサカキング」の一環として、2005年7月30日に大阪城西の丸庭園にて開催された観客15,000人規模の屋外ライブ。当時放映されていた同局製作アニメ各主題歌の生演奏と、特設の大型スクリーンを使った生アフレコによって構成された内容。本作品のパートでは第1期、第2期のOP、ED各曲の演奏に加え、三瓶由布子と名塚佳織が本編第9話『ペーパームーン・シャイン』のエピソードをステージ上で演じた。また、同イベントの模様は毎日放送にてテレビ放送されたほか、ゲームソフト『エウレカセブンTR:1 NEW WAVE』に特典映像(付属DVD)として収録されている。
- Sony Music AnimeFes.06
- 2006年5月6日・7日に代々木競技場第一体育館、同年6月10日・11日に大阪城ホールで行われたソニー・ミュージックエンタテインメント主催のアニメイベント[31]。毎日放送共催。ライブの形態は「ANIME FES.'05」と同様であるが、同年の本作品のパートでは、アニメのストーリーとは異なる当イベントのためのオリジナルシナリオ・51話『ニューオーダー』が用意され、主題歌を歌う各ミュージシャンの演奏と主要キャスト(三瓶由布子、名塚佳織、藤原啓治、根谷美智子、小清水亜美)による生アフレコが披露された[32]。
- スタンプラリー
- アニメ放送を記念して、2005年の春休みに阪急電鉄においてスタンプラリーが実施された。梅田駅、三宮駅、宝塚駅、桂駅の各駅にエウレカセブンのスタンプ台が設置されていた。
関連商品[]
サウンドトラック[]
- 交響詩篇エウレカセブン ORIGINAL SOUNDTRACK
- 本作品アニメ主題歌および劇中曲を収録したサウンドトラック集アルバム。全2巻、各2枚組。
- 交響詩篇エウレカセブン COMPLETE BEST
- 本作品およびテレビゲーム『エウレカセブン』シリーズのオープニング、エンディング主題歌に使用されたフルコーラス版楽曲とノンクレジット版映像に本作品挿入歌『虹』を加えて収録したアルバム。音楽CD、特典映像DVD各1枚組。
グッズ[]
本作品においては、劇中に登場するファッションを再現し販売する事が予め企画されており、主人公レントンのジャケット「クリエ・リフライダー」やスニーカー「プラスエイト」のほか、ホランドがタルホに贈った「ジョン・ヘンリ」の指輪が商品化されている。
パチンコ[]
西陣よりパチンコ台、『CR交響詩篇エウレカセブン』が、2009年1月より全国のパチンコ店に設置。
パチスロ[]
2008年12月Sammyより『パチスロ交響詩篇エウレカセブン』のCM放送開始、2009年9月より全国のパチスロ店に設置。
BONES描き下ろしの映像特典としてテレビシリーズのエピローグと、劇場版のプロローグとなる「The Day After」が収録されている。
ゲーム[]
ロボットアニメのクロスオーバー作品『Another Century's Episode 3 THE FINAL』『スーパーロボット大戦Z』に本作のキャラクターや機体が登場し、アニメのストーリーが再現されている。
脚注[]
- ↑ 『ワールドガイドエウレカセブン TR:1NEW WAVE THE MAGAZINE OF GAME ray=out』、株式会社メディアワークス、2006年1月30日、3ページより。
- ↑ 本作品DVD版では細部の作画修正に加えて最終3話の大幅なカット差し替えが行われているが、演出面の改変のみでシナリオに変更は無い。なお本作品の再放送は、毎日放送とTBSが本放送と並行して深夜放映していた第1話から第11話と、本放送終了後に放映開始した第26話以降の話数のみ。
- ↑ "ハルカリ仏デビュー!パリ、カンヌでライブも" (日本語). スポーツ報知 (2008-1-6). 2008-1-16 時点のオリジナルよりアーカイブ。2009-12-12 閲覧。
- ↑ 本作品のジャンルはSFロボットアニメに該当するが、本作品の公式ホームページ『PROJECT EUREKA』などに掲載されている作品紹介の中では、「フィロソフィー・フィクション」と表現している。
- ↑ 公式資料などではエウレカの年齢は不詳とされるが、劇中に登場する書類には記載がある。
- ↑ 劇中に「王の金枝」という名称のアイテムは登場しない。宿敵でありホランドの実兄であるデューイは劇中で「この星で与えられる王冠は、生贄の王だ」「ホランドは母を殺してこの世に生を受けた。父はそれを証と取ったようだ」とアネモネに語っている。
- ↑ 次回予告のナレーションも担当。
- ↑ 劇中では、年長順にこの3人を呼ぶ事は控えられている。
- ↑ レントンとエウレカ。恐らく3人は養子扱いであろうと思われる。劇中世界では男性が18歳未満であっても婚姻可能な模様
- ↑ 正確には劇中で行われた競技はフットサルであるが、台詞中では便宜上「サッカー」という表現が用いられている。また、劇中での試合展開や選手の動きに関して、視聴者が両競技のルール差に戸惑わないよう巧妙な配慮がされている。
- ↑ 11.0 11.1 軍の階級とその任ぜられる役職の相関において、塔州連邦軍の尉官(少尉〜大尉)は現代の地球での一般的な軍隊の佐官(少佐〜大佐)の階級に、塔州連邦軍の佐官は現代の軍隊の将官(少将〜大将または上級大将)の階級にそれぞれ相当するものと見られる。すなわちドミニク特務大尉の地位(劇中の台詞から旗艦艦長ユルゲンスと同等で副長マリアより上)は現代の軍隊の大佐もしくはそれに近い階級に、同じく軍最高司令官デューイ大佐の地位は現代の軍隊の大将もしくはそれに近い階級にそれぞれ相当するものと考えられる。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "kaikyu"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 詳しくは、登場人物デッカードの項を参照。
- ↑ デューイの当該役職への就任時期については、劇中で明確な描写が無いため不明。
- ↑ デューイからは陰で「アレ」と呼ばれている。
- ↑ Hiroshi Watanabe a.k.a.Quadraによる本作品用書き下ろし曲。
- ↑ 『交響詩篇エウレカセブン・コンプリートベスト』より。
- ↑ 「情報量子学」は劇中に登場する架空の科学分野。
- ↑ アウトドア用品メーカー、パタゴニアの2004年モデル衣類製品におけるカラーラインナップ中の一色。2002年モデルのカラーに黄緑色のゲッコーグリーンがある。
- ↑ 出典は、CDアルバム『交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック2』の付属冊子(ライナーノート)中のインタビュー記事「a dialogue with Mr.Sato 佐藤直紀(音楽) x 佐藤大(シリーズ構成)」。
- ↑ 『交響詩篇エウレカセブン』における才能を主な授賞理由として、アニメーター吉田健一の業績に対して贈られたもの。
- ↑ 米国で開催される日本アニメ・コンベンション、アニメ・エキスポにおいて行われるファン投票イベント。
- ↑ 22.0 22.1 「BONES」は本作品の制作会社である(株)ボンズの原作者名義での表記。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "bones"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 吉田健一が本作品で使用している肩書きは「メインアニメーター」であるが、第50話スタッフロールのみ「総作画監督」としてクレジットされている。
- ↑ 24.0 24.1 本作品の製作委員会であるProject EUREKA参加企業は、株式会社バンダイ、バンダイビジュアル株式会社、BANDAI ENTERTAINMENT INC.(バンダイエンターテインメント)、株式会社ボンズ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ。この他、テレビアニメの製作には毎日放送が加わる。協賛企業EUREKA Partnersは、株式会社角川書店、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社アニプレックス、株式会社バンダイチャンネル、株式会社USEN。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "projecteureka"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 25.00 25.01 25.02 25.03 25.04 25.05 25.06 25.07 25.08 25.09 25.10 25.11 25.12 25.13 25.14 25.15 25.16 25.17 25.18 25.19 25.20 25.21 25.22 25.23 25.24 25.25 25.26 25.27 25.28 25.29 25.30 25.31 25.32 25.33 25.34 25.35 25.36 25.37 25.38 25.39 25.40 25.41 25.42 25.43 25.44 25.45 25.46 25.47 25.48 25.49 25.50 25.51 25.52 25.53 25.54 25.55 25.56 25.57 25.58 25.59 25.60 25.61 25.62 "Psalm of Planets Eureka seveN DICTIONARY" (日本語). トルネードベース. 2009-12-12 閲覧。
- ↑ 26.0 26.1 『交響詩篇エウレカセブン・コンプリートベスト』付属ブックレットより。
- ↑ イベント上映エピソード。2012年4月にテレビ初放送。
- ↑ コンプリートベスト付録の用語辞典より
- ↑ 毎日新聞「交響詩篇エウレカセブン:劇場版アニメ化決まる テレビ版と同じスタッフで」2008年4月11日
- ↑ CR交響詩篇エウレカセブン公式サイト※音量注意
- ↑ 同イベント日程のうち第一日目はテレビ東京製作アニメ作品の関連イベント。本作品を含む毎日放送製作作品のイベントは二日目のプログラム。毎日放送のアニメイベントは、ここ近年ソニー・ミュージックエンタテインメントとの協力体制の下実施されてきた。
- ↑ Bivattchee(ビバッチェ)は不参加。
関連項目[]
- Another Century's Episode 3 THE FINAL(本作品主要キャラクターと機体が参加)
- スーパーロボット大戦Z(本作品主要キャラクターと機体が参加)
ゲッコーステイトのメンバーは全員登場している。
外部リンク[]
- Project EUREKA:Project EUREKA公式サイト。 ※現在は劇場版サイトと兼用。
- Project EUREKA『交響詩篇エウレカセブン』:テレビシリーズ情報アーカイブページ。
- MBS『交響詩篇エウレカセブン』:製作放送局公式サイト。
- TBS『交響詩篇エウレカセブン』:放送局公式サイト。
- Eureka seveN:北米版公式サイト。
- バンダイチャンネル
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